宇治茶を生産している京都府和束町に、茶摘みに行ってきました!
前回は秋の機械刈り、今回は新茶の手摘みです。
予報で曇りのち雨マークがついていて心配しましたが、当日は朝から見事なざざ降りに。
こんな立派な雨降り久しぶり〜というくらい。
おかげさまで、前回の秋晴れとはまた違った表情の和束を楽しむことができました(笑)
夏もち〜かづく♪お茶摘み体験
緑色がまた綺麗
傾斜が伝わるかな?
静岡の茶畑は平面だそうですが、ここは坂につくられています。
摘むのは「一芯二葉」。一番先の芯(新芽)、その次の葉2枚が二葉。
3枚目の葉がそれほど大きく&固くなっていなければ、そこまで摘んでもいいのだそう(一芯三葉)。
紫外線をあまり浴びていないのでカテキンがあまり生成されておらず、渋みの少ない甘いお茶になるのだそうです。
説明を聞いて、収穫開始〜
傘やレインコートで茶畑がカラフルにv
空から雲が垂れ込めてくる。
茶葉も雨露に濡れて光ってる。
これ新芽全部摘んでいこうと思ったらすごいことだよね。
黒いカバーがかかっているのは玉露になる茶畑。これも太陽に当たってないから、渋味が少なく甘いお茶になるんだね。
中々当たらない!お茶当てゲーム「茶香服」
茶香服。「ちゃかふく」もしくは「ちゃかぶき」と読むそうです。
玉露2種・煎茶3種の計5種のお茶を、飲んで当てる遊び。
初めにお茶の産地と種類(玉露か煎茶か)をそれぞれ聞き、「花(優)・鳥(良)・風(茶)・月(和)・客(束)」のどれに割り当てられているかを聞きます。
それぞれの茶葉を見て香って触って特徴を覚えます。
次に、それぞれのお茶が1種類ずつ、小さな茶碗に淹れられて順に回されます。
1種類飲んだら、これだと思う茶銘の札を箱(投札箱)に入れていきます。
全部で5種類のお茶を飲み、5枚の茶銘札を投札箱に入れたら、一通り終わり。
正解を聞いて採点します。
これを5回繰り返し(今回は3回でした)。
これが結構難しい〜全然当たらない(^o^;
通常、緑茶を飲むのに適した湯温は80℃前後。
でも茶香服では、そのお茶が持つ特徴(良いところも悪いところも)を引き出すために、高い温度で淹れるのだとか。
「玉露でも、甘みだけが強いとは限りませんよ〜」と司会さん。
香り豊かで苦味の強いもの、渋い匂いにあっさりした味のもの…。
全然当てることはできませんでしたが、「お茶によって香りや味がこんなに違うとは!」という驚きがありました。
ちなみに写真が全然ないのは、撮るのをすっかり忘れて夢中になっていたから(笑)
それくらい面白い(^◇^)v
職人さんとAIと機械のコラボ!製茶工場見学
製茶工場も見学させていただきましたv
蒸し。この段階で香りや味が決まってくるそうです。
深蒸し/浅蒸しはこの機械の角度=茶葉が蒸される時間で変わってくるんだね。
段階に分けて、熱風を当てながら茶葉を揉んでいきます。乾燥させると茎の色が白っぽくなるので、葉と同じく均一で綺麗な緑色になるように、ちゃんと手が入れられているのだそう。
AIが入ってると聞いてびっくり。それでも「それを操るのは、職人さんがこれまで積み重ねてきた経験と感覚です」。
自分も前は現場(全然違う業界でAIは入ってなかったけど)で機械を動かす方だったので、「そうだよな〜」と勝手に感じ入っていました(笑)
こうして生の茶葉は加工されて、よく見る「お茶っ葉」になっていくわけですが、その途中には製品にならないものや欠片が出ます。
それらは集められ、蚊取り線香に使われるのだとか。
information
今回のイベントは和束のお茶の良さを伝える「和束ほっこりサークル」さんが企画・運営されています。
この記事にあるのはあくまで一部なのですが、実際にイベントに参加すると詳しいお話や大人の事情話なんかも聞けちゃいます。
ご興味がありましたら是非v
茶源郷 京都府和束町 ほっこりサークル
茶源郷和束 ほっこりサークル【Facebook】
また、お茶が市場に出回る際は、品質を安定させるため複数の農家による茶葉をブレンドするそうです。和束カフェでは、それぞれの農家さんが育てたお茶100%のものを買うことができます。
イベントに来て農家さんと接してみると、「この人のお茶が飲みたい」っていうのが出てくると思うので、それも楽しみ♪
そういえば私、まだ天空カフェに行ってないな…次こそ!
家で茶葉をアレコレ〜煎茶と料理に
今回摘んだ茶葉をいただくことができたので、調べてちょっとアレコレしてみました。
宇治茶「茶摘みから煎茶をつくる」【cookpad】
生茶葉から、レンジでチン!で煎茶にしちゃうレシピ。くるくる綺麗に葉が巻いて〜とは行きませんでしたが、淹
れると意外と(?)美味しい煎茶に(^v^)v
トマトと玉子炒めに茶葉を入れてみました。結構イケる。
茶葉のおひたし。
摘んだ翌日につくったのですが、茶葉に斑点が出てきてしまいました。やっぱり新鮮なうちに加工するのが肝のようです!
茶葉に苦味があるので、ハーブ代わりに料理のアクセントとしてちょっと足すか、茶葉メインのときは茎を除いたほうが良さそう。
フードプロセッサがあれば、こういうのも楽しそうだな〜v
生茶葉 de 爽やか〜な ジェノベーゼ【cookpad】
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frari
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