〈フリーランス〉開業後の引越しに必要なこと。

2018年11月

ワーホリ出発前に、一人暮らしをしていたところから実家に引越しました。

引っ越しは何度か経験してるものの、開業してからの引っ越しは初めて。
自分の住所変更はしたのに、自宅兼事務所を変更するのをすっかり忘れてていました。

次回のために、備忘録がてら記録しておこうと思います。

こんな人向け!

開業後に引越しをする人

今回は他県に引っ越す場合です。
同じ都道府県もしくは市区町村の場合はもう少し必要書類が簡単になるようです。

いずれにしても各都道府県・市区町村により対応が異なりますので、所属する地域にご確認ください。

スムーズな引越し手続きの流れ

14日前〜引越し	個人	転出届　提出［市役所］社会保険の住所変更［市役所］郵便局へ転居届提出［郵便局］電気水道ガスの供給停止・開始［各供給会社］
14日前〜引越し	事務所	所得税・消費税の納税地の異動に関する届出書提出［税務署］
引越し〜14日	個人	転入届提出［市役所］マイナンバーの住所変更［市役所］運転免許の住所変更［警察署］
引越し〜14日	個人＆事務所	銀行口座やカードの住所変更［金融機関やカード会社］

マイナンバーカード（写真入りのもの。通知カードではない）を持っていれば、転出証明書の交付が必要ありません。
また、免許証の住所変更も、住民票を取得せずに手続きができます。

	転出	転入
時期	１４日前〜引越し日	引越し日〜14日後
場所	転出前の市役所窓口	転入後の市役所窓口
必要なもの（マイナンバーカードあり）	マイナンバーカード印鑑	マイナンバーカードマイナンバーカードの暗証番号印鑑
必要なもの（マイナンバーカードなし）	通知カード印鑑	通知カード転出証明書印鑑

マイナンバーカードの表面に新しい住所が記載されます。
＊マイナンバーカード交付時に設定した暗証番号が必要。

転出証明書は必要なく、転入先の市役所でマイナンバーカードを提示します。

通知カードの裏面に新しい住所が記載されます。

転出前に転出証明書を交付してもらい、それを転入先の市役所に提出します。

運転免許証も、基本的にはマイナンバーカードがあれば、それが身分証として使えます。
ない場合は、新住所を確認するための別の身分証が必要となります。

また都道府県により、写真が必要になることがあります。

時期	引越し後なるべく早く
場所	警察署または運転免許センター等
必要なもの（マイナンバーカードあり）	運転免許証マイナンバーカード印鑑写真（都道府県による）
必要なもの（マイナンバーカードなし）	運転免許証新住所を確認できる書類（住民票（マイナンバー記載のないもの）、年金手帳、健康保険証、公共料金の領収証、消印付き郵便物（年賀状は不可）、外国人登録証明書など）印鑑写真（都道府県による）

転居届を提出してから、転送が始まるまで一週間ほどかかります。
提出はお早めに（ちなみに私は３日前に気づいて間に合わなかったので、不動産屋さんが転送してくれることになっていました。結局なかったですけどね^^;）

同時にNHKの転居届も郵便局で提出できます。

納税地の異動に関する届出書は、異動前の税務署に提出します。

以前は異動前と後の双方に提出しなければならなかったようですが、2017年4月1日以後異動後は不要になりました。
異動届出書等の提出先のワンストップ化について【e-Tax】

これをしていなかったので、引越後に郵送で提出したのですが、控えが返送されるまで１週間近くかかり焦りました^^;
（電子申告もできるようですが、住民票抜くので不安だったのもあり、郵送に）

事前に用意していれば、各手続きにそれほど時間がかかるわけではありません。
転出＆転入手続きと一緒にぱぱっと終わらせてしまいましょう(^^)

散歩とごはんが好きな、旅するWebデザイナー。Blogでいろんな「場所」の魅力を伝えていきたいと思っています(^^♪