〈長崎vol.3〉闇に浮かぶグラバー園と長崎港

旧グラバー住宅

vol.3はグラバー園です。

1日目、夕方からグラバー園に行きました。通常は18:00閉園なのですが、7/20‐10/9の間、夜間開園で21:30まで開いているのです。

レインコートを羽織りながら、雨の中の散策となりました。途中から止んでくれましたがv

グラバー園って?

中学校の修学旅行で来ているので2度目の訪問…なのですが、正直全然覚えてなくて(先生ゴメンナサイ)。うっすら外観と、「蝶々夫人」しか浮かんでこない〜というわけでさっくり調べてみました。

長崎開港後に、グラバーさんをはじめ、リンガーさん、オルトさんたちイギリス人商人がやって来て、丘の上にそれぞれ洋風の邸宅を建てました。その場所に、長崎市に点在していた洋風建築を移設したのがグラバー園のようです。そのうち旧グラバー邸宅は「明治日本の産業革命遺産」の構成遺産の一つに登録されています。

邸宅の中は資料館になっており、近代化の歩みや蝶々夫人の資料、当時の家具などが展示されています。

トーマス・ブレーク・グラバー

グラバーさんは元は繊維や茶を扱った貿易商で、幕末の日本において武器を扱ったことから「死の商人」とも呼ばれたそうです。西洋の最新技術を日本に紹介し、それにより造船や採炭分野で近代化が大幅に進みました。伊藤博文らが渡英する手助けもしています。

また、キリンホールディングスの前身ジャパン・ブルワリー・カンパニーを設立しており、キリンビールの麒麟のデザインはグラバー邸にある狛犬を、口ひげはグラバーの口ひげをモデルにしているそうです。

ちなみに「蝶々夫人」とは、グラバーさんの奥さんであるツルさんをモデルにしたとされるオペラです。

まだお昼〜夕暮れ時

グラバー園看板

動く歩道に乗り、まずは一番上の旧三菱第2ドックハウスから。
旧三菱第2ドックハウス
ドックハウスとは、修理など船の停泊中に船員たちが宿泊していた施設のこと。当時はドックのすぐ側に建てられ、その後現在の場所に移築されたそうです。

旧三菱第2ドックハウスより
ドックハウスからの眺め。ちなみにコイのエサは100円です(笑)

長崎港
長崎港が見えます。クレーンがいっぱいですね。

旧三菱第2ドックハウス・夕暮れ
日が暮れ始め、灯りが灯り出しました。

夜、ライトアップが始まります

ビアガーデン
9月末まで、ビアガーデンをやっているようです。雨のため、この日は中止でしたが。

旧オルト住宅
旧オルト住宅。

邸内
各邸内の様子。

邸内2

食事

旧グラバー住宅
旧グラバー住宅。現存する中で、日本最古の木造洋風建築。

ジャイアントカンチレバークレーン・夜景
かなりボケボケ〜。とりあえず、ジャイアント・カンチレバークレーンの存在感は感じていただけると思います^^;

女神大橋・夜景
翌日くぐることになる女神大橋(ヴィーナスウィング)。

長崎港・夜景
旧グラバー住宅先の展望台から望む横浜港。

港なのは神戸と似ているけど、やっぱり違うんだなぁ〜と思いました。

施設情報

グラバー園
GROVER GARDEN【公式サイト】

営業時間 8:00~18:00(入園受付は17:40終了)
7/20-10/9は21:30(入園受付は21:10)
住所   長崎県長崎市南山手町8番1号
長崎電鉄(路面電車)「大浦天主堂下」より10分

 

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frari

散歩とごはんが好きな、旅するWebデザイナー。Blogでいろんな「場所」の魅力を伝えていきたいと思っています(^^♪
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カテゴリー: 国内旅

作成者: frari

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